品出しアルバイトには欠かせない相棒、それが台車です。そしてその台車にもいくつか種類があり、飲料担当の僕が使うのは「長台車(ながだいしゃ)」と「腰台車(こしだいしゃ)」の2つです。
品出しアルバイトで必須の長台車と腰台車
バックヤードから商品を運ぶ長台車
まず上記のような形状をした長台車。バックヤードから売り場に商品を運ぶ際に利用します。この台車に1往復あたりダンボールを20箱から40箱ほど乗せて移動します。重量で言えば200kgを超える荷物を運ぶ場合も多いので、移動には注意が必要です。
品出し・メンテナンス作業に便利な腰台車
すでに売り場にバラまかれたダンボールから、商品を出して棚に陳列する作業を行う際には、上記のような腰台車と呼ばれる台車を使用します。上の段にダンボールを置いて作業することで、一回一回かがまなくてよくなるため、作業効率が上がります。
また、上の段に商品、下の段に剥き終わったダンボールのゴミを入れるなど、なかなか使い勝手が良い台車です。
台車の移動には最善の注意を
品出しアルバイトの業務に必須の台車。便利な反面、お客様にぶつける危険性もあるので、台車の利用には注意が必要です。ポイントは下記の2つかと思っています。
急がば回れ
急ぎたくなる時ほど、丁寧に慎重に。急ぎたくなるということは、商品の減りが早いということ。商品の減りが早いということは、お客様が多いということ。お客様が多いということは、通路が狭く、ぶつかる危険性が高いということ。
急ぎたくなる時ほど、スピードて言えばゆっくり丁寧に、そして一回あたりの運ぶ量で無理をしないこと。急ぎたい気持ちを感じた時ほど一呼吸おきたいところ。
押すより引く
押すより引く、これは台車を押して移動させるか引っ張って移動させるかという、移動時の力の入れ方についてです。安全を考えるなら押すより押すより引くことがポイント。なぜなら、押す場合、前方に死角ができること、さらにブレーキが聞きづらいという2つの難点があるためです。
引っ張る状態であれば、前方はフルに視界に入るため、子どもが急に飛び出してきた場合なども素早く把握することができます。また、ブレーキの際にも身体全体を使ってブレーキをかけられるため、急なブレーキにも対応できます。以上より、台車は押すより引くのがポイントとなります。
捕捉|バックヤードの商品管理に使われるカゴ台車
ちなみに、僕は直接的に使わないのですが、バックヤードで商品を管理する際には、カゴ台車を使う部門もあります。大量の荷物を安全に保管・移動させられるので便利ですね。
おわりに
以上、品出しアルバイト飲料担当の相棒【長台車と腰台車】についてでした。この記事を書くにあたって、Amazonで台車を検索していると、台車ってそこそこの値段がするのだな...との気づきを得ました。
台車が足りなくなって効率が落ちる時なんかには、もっと台車を増やして欲しいと思ったりもしますが、そう簡単にホイホイ買うものでもないですね。いかに全体が上手く回っていくかを考えながら、店舗全体の台車の動きも考えられるようになっていきたいと思いました。
それでは、今回もここまで読んでいただきありがとうございました。明日も素敵な一日になりますように。